宇野港編集室

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宇野港編集室日記研究会:下北沢BONUS TRACKで開催された日記祭に出店

下北沢のBONUS TRACKで開催された日記祭に出店するため、編集室から有志があつまって発足した「宇野港編集室日記研究会」。出店までに開かれた研究会や日記祭当日の様子を広報隊長の橘がレポートします!

周年企画「宇野港編集室の1年目」最終日に、日記研究会の活動報告会も行います!

「宇野港編集室日記研究会」のはじまり

そもそも「日記祭」とは、下北沢にある日記の専門店「日記屋 月日」が開催するイベント。その名の通り日記を楽しむための催しで、各々が制作した「日記本」を販売します。

まずは2024年12月に開催される「日記祭」への出店を目指して、編集室からメンバーを募集。3〜4人で…と想像していましたが、8名ものメンバーが集まりました。 

日記を研究してみた

全2回編集室に集まって日記についてみんなで話す会を設けました。

#1 キックオフ
編集室メンバーといえども初めましての方もいたので、國井さん発案で「昨日の日記」を口頭で話すという日記研究会らしい自己紹介からスタート。フォーマット通りの自己紹介よりも、人柄やその人の今を知れることがわかりました。この日は制作予定の日記本の紹介や普段どういうスタイルで日記を書いているのか、日記あるあるなどをお話ししました。意外にも毎日日記を書いている人は少数派だったり、人に読んでもらうことをどう捉えているのかという話だったり。「日記」というひとつのテーマでどんどん深く話せてしまう面白さを感じました。

#2 MAPを作ろう
日記祭が開催されるのは東京・下北沢。「宇野」や「瀬戸内」などを知らない人もたくさんいるだろうということで、編集室周辺のマップを配布することに。観光マップとは違い、それぞれの日記本で登場するエピソードや思い出の場所などをプロットしました。編集室のリソグラフで、黒と赤の2色刷りで印刷。それぞれのエピソードもとても面白いです。編集室に飾っているので、ぜひ見てみてくださいね。

Instagramを開設

制作や研究会と並行して、広報活動としてInstagramを開設しました。
メンバーが週替わりで「日記」と「日記研究日誌」をつけるというリレー日記企画をしました。日記を通してその人を知ってもらい、日記研究日誌を通して日記との距離感や日記をどう捉えているのかなどを発信。なかには4投稿にも及ぶ超大作もあり、読み応えがあります。今後、これを紙媒体にしてZINEにできないかなと計画しています。

日記祭当日の様子

当日は宇野港編集室日記研究会のブースに10冊もの日記本がずらりと並びました。岡山出身の方や瀬戸内国際芸術祭で宇野港を知っている方、瀬戸内エリアにゆかりのある方が「宇野港」という名前を見つけて来てくださいました。また、宇野という地名を知らない方でも「直島」「豊島」というワードを伝えるとピンとくるようで、日記本の販売をしながらも瀬戸内にまつわるお話をする機会が多かったように思います。紹介ツールも持参していたので、編集室の宣伝もばっちりできました。

当日発売した日記本です。今後も宇野港編集室で取り扱いがあるものもありますので、見かけた際にはぜひご覧ください。

『たゆたう日々』
著者:クミコ
瀬戸内で暮らし、海沿いの宿で働く女の、数年間の日記。浮き沈みのあるままならない自分と向き合いながら、生きているようすを綴っている。

『SNSの兄弟』
著者:牧本恵美
3兄弟の成長を感じる名言・迷言を母(著者)のSNSより抜粋し編集しました。愛すべき子供たちの日々の記録をお楽しみください。

『直島往復書簡』
著者:藤石アンナ・三杉望海
2022年5月。誕生日に直島へ移住してきた藤石アンナと、2019年より直島在住の三杉望海。それぞれの視点から見つめた、直島の1年間の記録。

『3日坊主ジャーナル』
著者:三杉望海×古池将嗣
三十歳手前の三杉望海は三月三日生まれの三日坊主。三日毎に挑戦した日記、三十年前の祖父の日記、十五年前の祖父の日記をもとに構築した日記、三つの日記が交差する。

『ひとマス日記』
著者:橘春花
2024年4月1日から毎日書き続けているひとマス程度の日記です。思いがけず退職編となりました。

『丁寧じゃない島暮らし』
著者:おおかわあやの
俗っぽい島暮らしを不定期更新するnoteの冊子版。写真と小さい日記。

『生活の練習』
著者:とつ ゆう
「生活することは、生きることだった。」2024年の暑くて長い洞窟のような夏が明け、雲が低く山にかかるようになった。ふと思い立って、生きることが苦手な僕は “生活の練習” を始めた。

『日記研究日記 1.5 ソルティー・オイリー・レディーボーデン(パイント、470ml)』
著者:國井弥卯
日記を書きながら、日記という現象について考え、それを綴ったZINE。日記を書くことで起こった変化は思いのほか開いたもので、気づいたら研究会が発足していました。

『点点(てんふたつ)4号』
著者:ヤグチリコ
4号は日記祭より初お披露目。出来たてほやほやです。いろいろうまくいかず、思い切って飛び乗った離島での約9ヶ月の日々を綴じました。私にとってはじめてのペーパーバックジンです。

投稿日:2025年2月21日/カテゴリー:活動レポート