宇野港編集室

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オンライントーク vol.1:小豆島「妖怪美術館」のこれまでと「宇野港編集室」のこれから

9/7に開催したオンライントークのキックオフ回の簡単なレポートと、アーカイブ映像をお届けします。こちらは、10/31まで実施していたクラウドファンディングのプロモーションを兼ねて行ったトークシリーズの第1弾です。ぜひご覧ください!

まずはトークシリーズの概要を編集室主宰の橋本から。初回は編集室とクラファンの概要紹介を兼ねるためアーカイブ映像も公開。2回目以降は、本編オンタイム視聴のみ無料公開、「オンライントーク視聴参加/アーカイブ」リターン対象者の方には本編後のQ&Aタイムへの参加やアーカイブ視聴(2024年3月末まで)を提供しています。

※お見逃しの方は、第2〜7回のアーカイブ映像視聴権をnote記事からも購入いただけます。

https://note.com/hashimon/n/n4b51fc59b399

続いて、EDIT LOCALと合同会社千十一編集室を主宰する影山からEDIT LOCAL LABORATORY(ELラボ)の紹介。2017年に「まちを”編集”するプロフェッショナルをつくる、伝える」をテーマにしたウェブマガジンの運営をはじめた後、2019年からELラボの活動を開始(橋本もこのタイミングから協働しています)。実際に各地で活動している編集者のネットワークと交流の機会をつくるとともに、EDIT LOCAL BOOKSなどそれを生かしたプロジェクトも生まれています。今回のリターン「ZINE+EDIT LOCAL関連本が届く」で選んでいただける書籍『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』『迷路のまちの小さな美術館の挑戦』『恋墓まいり・きょうのはずれ――京都の“エッジ”を巡る二つの旅』の説明もさせていただきました。

続いて、橋本から簡単な自己紹介とプロジェクトを始めるにいたった経緯、物件の紹介と構想などについてお話しさせていただきました。

影山と共に編著した『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』は、それまで取り組んできた芸術文化と社会をつなぐ仕事の範囲だけではなかなかできなかった取り組みをEDIT LOCAL LABORATORYのネットワークを活かして実現した活動でした。そして同時期にはじめて制作したZINE「よりみち芸術祭」の続編をその後参加型のワークショップ形式で制作することになったり、最近では岡山・福山・備前などで連続講座/ワークショップを開催していたりする流れもあります。

仕事で岡山に来ることも多いことから、滞在しながら仕事ができる拠点づくりを検討していたところ今回の物件と出会い、ここにZINEスタジオ機能も加えることにしました。物件は宇野駅/港から徒歩1分程度と至近。クラファンページでは紹介しきれなかった写真も交えながら、空間の使い方のイメージなどを共有させていただきました。

続いて、橋本から簡単な自己紹介とプロジェクトを始めるにいたった経緯、物件の紹介と構想などについてお話しさせていただきました。

影山と共に編著した『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』は、それまで取り組んできた芸術文化と社会をつなぐ仕事の範囲だけではなかなかできなかった取り組みをEDIT LOCAL LABORATORYのネットワークを活かして実現した活動でした。そして同時期にはじめて制作したZINE「よりみち芸術祭」の続編をその後参加型のワークショップ形式で制作することになったり、最近では岡山・福山・備前などで連続講座/ワークショップを開催していたりする流れもあります。

仕事で岡山に来ることも多いことから、滞在しながら仕事ができる拠点づくりを検討していたところ今回の物件と出会い、ここにZINEスタジオ機能も加えることにしました。物件は宇野駅/港から徒歩1分程度と至近。クラファンページでは紹介しきれなかった写真も交えながら、空間の使い方のイメージなどを共有させていただきました。

そして佐藤秀司さんのお話。佐藤さんは2013年小豆島に移住。小豆島ヘルシーランド株式会社の社員として迷路のまち・アートプロジェクトMeiPAM(メイパム)に参画し2017年代表に就任。「妖怪美術館」を基点とした地域再生事業などに取り組まれています。

再生を担当された物件は、雨漏りもしていたりと宇野港編集室の古民家と比較すると「廃墟」とも言える状態だったそうです。妖怪画家の柳生忠平を館長として、妖怪造形大賞というコンテストを通して集められた現代の妖怪900点などを展示。またスマートフォンを利用したオーディオガイドで日本人はもちろん、外国人の方でも楽しめる体験の提供、ショップ、カフェ事業などをまちなかの数カ所で展開してきました(コロナ禍を経て一部は集約)。この辺りは書籍にも詳しい内容です。

また、宇野港から直島、豊島、小豆島までの人の流れや瀬戸内国際芸術祭の影響についても、集客上の効果はありながらも、小豆島全体で見ていくと実は売り上げが下がる業態もあるなど意外な情報や、その見解を聞くこともできました。小豆島の北部から岡山県の日生港(備前市)につながる航路(12月で運行休止予定)の見直しについてもふれ、備前市で活動する視聴者からもコメントが入るひと幕もありました。

最後には「宇野港編集室は場所として面白いし、ニーズも絶対ある。物件もすごくいい。これを機に小豆島と宇野がもっと近しい感じになったらいいし、いろいろ連携していきましょう。」とお話しいただきました。

影山からも「ELラボは随時会員を募集しているけど、岡山周辺はこういう感じでちょっと塊ができ始めている。宇野港編集室が拠点になって、例えば毎年ZINEフェスを開催してみたりするとそのつながりがもっと盛り上がりそうだし、何かここでしか見ることのできない表現に出会うことができるようになるのではないか。」というコメント。

まずは拠点の整備ですが、その次のステップとしてぜひチャレンジしてみたいと思いました。

投稿日:2023年9月8日/カテゴリー:活動レポート